クーラー病ってなに?原因や症状と体を守るための対策方法を解説 |コラム|ワクプレfit

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クーラー病ってなに?原因や症状と体を守るための対策方法を解説

クーラー病ってなに?原因や症状と体を守るための対策方法を解説 | ライフ

クーラー病という言葉を聞いたことはありますか?
実は、夏に気を付けるものは熱中症だけではありません。「体の冷えが気になる」「疲労感が抜けない」など夏に体調を崩しやすい方は、クーラー病の可能性があります。

この記事では、クーラー病の具体的な症状と対策についてご紹介します!

クーラー病ってなに?

クーラー病は正式な医学用語ではなく、クーラーによって起こる様々な体調不良の症状を総称したものです。別名、冷房病とも言われています。

クーラー病が起こる原因

クーラー病とは、その名の通りクーラーにより引き起こされるものです。
クーラーによる冷えが原因で、体の血の巡りが悪くなり様々な体調不良をもたらします。加えて、オフィスワークでは座っている時間が長いため、さらに血行不良になりやすくなりますので症状が悪化しやすいのです。

 

クーラー病の症状

クーラー病の主な症状は以下の通りです。

体のだるさ・頭痛・下痢・便秘・生理不順・体の冷え・肩こり・手足のむくみ・めまい・肌荒れなど

 

・冷えがもたらす血行不良

クーラーにより体が冷えることで、血のめぐりが悪くなります。
血行不良により血管や筋肉がかたくなるため、肩こり・頭痛・腰痛などを引き起こす可能性があります。

 

・女性特有のトラブル

女性は男性よりも筋肉量が少ない体質です。筋肉は体温をあげるために大きな役割がありますので、男性よりも体が冷えやすい特徴があります。

女性は特有のトラブルとしては、血の巡りが悪くなることで生理不順や生理痛が重くなりやすいことです。
生理痛が重くなる原因は、体が冷えることで卵巣機能が低下して子宮の収縮が強くなり、いつもより痛みが増す可能性があります。

 

・胃腸症状

クーラーにより内臓が冷えるため、消化不良や下痢・便秘などの胃腸症状が現れることがあります。

 

体を冷やさないための対策


クーラー病を予防するためには、体を冷やさないことが大切です。とは言っても、働いている時に“寒い”と感じても、他の人もいる職場ではなかなか言い出しづらいですねよ。
人それぞれ適温が違うので、1人ひとりの対策が大きなポイントになっています。

それでは、対策を見ていきましょう!具体的な対策は下記の4つです。

  • 体温を調節できるものを用意しておく
  • 運動をして体の血流を良くする
  • 飲み物や食べ物で内側から体を温める
  • ストレスを減らす

 

体温を調節できるものを用意しておく

その日の体調に合わせて、調整できるアイテムを持っておくと便利です。
温めるべき箇所は、首・手首・足首の3つの首と言われています。3つの首には、太い血管が通っているため、温めることで全身を効率よく温めることができますよ!

アイテムは以下のようなものがあります。

■カーディガンやストールなど羽織るもの

■ひざ掛けや電気毛布

■厚手の靴下・ハイソックス・レッグウォーマー

■腹巻(夏用の腹巻)

■カイロ

特に、冷気は下にたまりやすいので足先は冷えやすいです。
また、足先は心臓から遠いので血液の流れが悪くなりやすい場所でもあります。
足先を温めるアイテムはとても役に立ちますよ!

 

運動をして体の血流を良くする

軽い運動やマッサージをすることで、血行が良くなります。オフィスワークでは、つい座りっぱなしになってしまいますが、1時間に1回くらいは席から立ち定期的に体を動かしましょう!

運動は激しいものでなくても大丈夫。屈伸・背伸びなどのストレッチや、腕回しなども有効です。
歩いて移動することで足の筋肉が鍛えられて血流が良くなるますので、時々意識して長く歩いたり階段を利用したりすることをおすすめします!

また、マッサージをすることで、肩こり身にも効くので良いリフレッシュにもなりますよ。

 

 

飲み物や食べ物で内側から体を温める

暑い季節は、つい冷たいものを口にしたくなりますが、体を冷やす原因になります。
体を温める食材は、生姜・ネギ・かぼちゃなどがあります。
夏バテで、食欲が落ちることもありますが、食べないとカロリー不足になり体が冷えに繋がる可能性があります。少量でも食べると良いでしょう!
糖分の摂り過ぎは、血の巡りが悪くなる原因になりますので、ほどほどにすることをおすすめします。

 

ストレスを減らす

ストレスが溜まると、自律神経の働きが低下する可能性があります。
自律神経の働きが悪くなると、クーラー病を起こしやすいので、日々のストレスを減らせると良いですね!
ストレスを感じている方は睡眠をしっかりとったり、湯船にしっかりつかったりして体を休めましょう。湯船にしっかり入り汗をかくことで、自律神経の働きが良くなります。また、水圧で血の巡りがよくなる効果も期待できますよ!

 

 

クーラー病対策として職場でできること

暑い室外と寒い室内を行き来することで、気温差に体がついていけなくなり自律神経が崩れます。
エアコンの設定温度は、外の気温との寒暖差を5℃以内にすることをおすすめします!真夏でも26~28℃が良いでしょう。
少し暑いと感じる時は、扇風機で風をおくることで体感温度を下げられますよ。

クーラーの風が直接当たることで体温を下げてしまいますので、風向きをコントロールして過ごしやすい環境を作りましょう!

 

まとめ

夏に起こりやすいクーラー病について解説しました。
症状や対策のポイントを把握して、暑い夏も元気に乗り越えられると良いですね!夏に体調を崩しやすい人はぜひ参考にしてみてください!