2022.04.18
履歴書の書き方ガイド!よく分かる基本的な書き方を解説
希望の企業で働くためのステップとして、大事な要素の1つが履歴書です。履歴書には、自分のプロフィールを記載して伝えること以外にも、自分の魅力を伝える役割があります。
せっかく準備する履歴書なので正しいマナーを守り、自分をしっかりアピールできるものを作成しましょう!
この記事では、履歴書の役割や書き方などを分かりやすく解説します。
履歴書の役割
中途採用の場合は、履歴書と職務経歴書が必要になります。履歴書は応募者の名前や住所、学歴などプロフィールを書き、職務経歴書では今までの経験やスキルを記入します。
履歴書には、企業にとって自分を採用するメリットをアピールする役割がありますが、書くときのマナーがしっかりできているのかを判断する役割もあります。履歴書はフォーマットがほとんど決まっているからこそ、正しく書くことに意識を向けたいですね!
履歴書の書き方
日付
提出する日の年月日を記入します。
日付は、記入日ではないので注意が必要です。また、郵送の場合は投函日を記入しましょう。
履歴書や職務経歴書と年号を統一させて書きます。
氏名・住所
氏名のふりがな欄に、“ふりがな”と書いてある場合は、ひらがなで書きましょう。また、カタカナで“フリガナ”と書いてある場合は、カタカナで書くことがマナーです。姓と名の間にスペースをあけると読みやすくなります。
住所で番地を書くときは、「1-1-1」のように略さず「1丁目1番地1号」と書きましょう。
誕生日の欄は、提出日時点の年齢を書くようにします。
メールアドレス
面接後に連絡をとる際に必要になる可能性がある重要な記入欄です。
読み間違いが増えやすいところなので、分かりやすく書くことを心がけましょう。
電話番号
欄が1つの場合は、最も連絡がとりやすい連絡先を書きましょう。
証明写真
証明写真に使用する写真は、原則3カ月以内に撮影したものにしましょう。写真を撮る時の服装は、濃い色のスーツでビジネスにふさわしいものが良いです。
証明写真の一般的な大きさは、縦36~40mm・横24~30mmです。顔が枠内におさまるように正面を向いて撮り、顔がはっきり分かるようにしましょう。
証明写真が万が一剝がれてしまった時のために、写真の裏には氏名と生年月日を油性ペンで記しておくことがマナーです。
学歴
学校の名称は、正式名称で略さず書きましょう。
義務教育は中学校の卒業年次から書くことが一般的です。高等学校以上は入学年次と卒業年次を書きます。
職歴
原則では職歴に全ての社歴の記載が必要なので、短期間の勤務でも書くようにしましょう。中途採用の場合、アルバイトは経歴に記載する必要はありませんが、アルバイトでの経験が、企業で活かせる時は書くことをおすすめします。
退社理由については「一身上の都合により退職」「契約期間満了により退職」と記載して大丈夫です。企業側の問題で離職した時は、「会社倒産により」などの理由を書きましょう。
在職中の場合は職歴の最後に「在職中」「現在に至る」など記します。
職歴を書き終えたら「以上」と記入しておきましょう。
職歴に偽りがあると後で発覚してしまうこともありますので、正しく記載することを意識しましょう!
免許・資格
正式名称で丁寧に書きます。欄内には、免許を書き終えたら資格を書くという順番で書きます。原則、普通自動車免許を保有している場合は書いておきましょう。
資格については、企業で活かせるものはすべて書くようにします。
資格が未取得でも、勉強中ならばその旨を記入するとアピールになりますよ。何も書くことがない時は「特になし」と記しましょう。
志望動機
採用担当者はたくさんの履歴書を見ています。たくさんの履歴書の中から、この人から話を聞いてみたいと思ってもらえるためには工夫が必要です。
会社のホームページなどをよく読んで、志望理由を分かりやすく伝えられるように具体的なエピソードを入れると良いでしょう。
自己PR
強みや今までに得た経験・知識を書きます。
大切なことは、強みや経験をどのように企業で活かせるか記すことです。企業が欲しい人材とマッチするように、書くときに意識してみてください。
趣味・特技
仕事で役立つ特技や、自分をアピールできる趣味を書きます。
直接的に仕事に関係ないかと思われますが、人柄が見える項目でもあります。また、面接での会話のきっかけになるかもしれません。
本人希望欄
勤務地・勤務時間など、企業から選択肢があった時や希望がある時に書きましょう。
特に希望がない時は「貴社規定に従います」と記します。
履歴書作成時の注意点
- チェックリスト
- 鉛筆やシャープペンシルは使わずに、黒のボールペンで書く。
- 手書きの場合は楷書で丁寧に書く。パソコンで作成する時もカラーを変更したり、一部分を目立たせたりすることはやめる。
- 消せるボールペンは、書き換えが起こる可能性もあるので使用しない。
- 書き間違えた時は、修正ペンは使わずにもう一度新しい紙に書きなおす。
- 履歴書内に空欄を作らない。
- 誤字脱字に気を付けて、正式名称で記入する。
まとめ
履歴書の役割と書き方を解説しました。短い期間であなたを判断してもらうためにも、履歴書はとても重要といえるでしょう!
早めに履歴書の準備することで、余裕を持って作成出来ます。正しい書き方を知り、相手に伝わるように丁寧に書けると良いですね。