2022.07.22
目上の方とよい関係を築く褒め言葉って?褒める時のポイントと注意点
「褒める」ということは、会社で目上の方とよい関係を築くためにとても有効な手段です。
しかし、“褒めたいのに上手く伝わらない“という難しさを感じたり、”わざとらしい言い方になってしまう“という悩みを抱えたりする人もいるでしょう。失礼がないように気をつけながら目上の方を褒める時ことは、難しいですよね。
せっかく勇気をだして褒めるのですから、相手にしっかりと伝わりやすい方法を知っておきましょう。
この記事では、目上の方とよい関係を築くための褒め方のポイントと注意点をお伝えします。
目上の方とよい関係を築きたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目上の方を褒める時の大事なポイント3つ
目上の方を褒める時に大事にしたいポイントは下記の3つです。
褒める時に、少し心がけることで気持ちが伝わりやすくなりますよ。
- 褒める内容を具体的にする
- 感謝の気持ちを込める
- 具体的な例を知っておく
褒める内容を具体的にする
目上の方を褒めようと焦って咄嗟に話すと、「すごいです」「さすがです」など同じような言葉になりがちです。また、失礼な言葉遣いになってしまうことも多いでしょう。
褒められることで嬉しい気持ちにはなりますが、具体的な内容が伝わらないため印象には残りません。
相手に伝わるように抽象的な言葉避けるとよいですよ。例えば、「説得力があるプレゼンがとても勉強になりました」「綺麗な色彩の作品ですね」など分かりやすい言い方をすると伝わりやすいです。
また、「どうしたら○○さんのようにできますか?」と質問を交えると、よりコミュニケーションが進みますよ。話の内容によっては、相手の反応を見ながら慎重に進めましょう。
感謝の気持ちを込める
目上の方を褒めることに苦手意識を持っている人は、感謝の気持ちを込めることを心がけてみましょう。褒めるということが難しくても、「感謝の言葉」なら伝えやすくなるかもしれません。
「頼りにしています」「一緒に仕事ができてよかったです」「あの時は本当に助けてもらいました」など“ありがとうございます”という気持ちを込めることがポイントです。
具体的な例を知っておく
目上の方とコミュニケーションをとりたいのに、どうしても上手く言葉が出てこない人もいるかもしれません。その時のために、褒める時に使える具体的な言葉を知っておくと良いでしょう。
“褒め方が分からない”や“言い方が分からない”という方はぜひ参考にしてみてください。
【目上の方を褒める時に使える言葉の例】
- 参考になります
- 勉強になります
- 尊敬しています
- 素晴らしいですね
- 目標にしています
- 感銘を受けました
- 感服したしました
- 何事にも精通していますね
- いつも優しいサポートをして下さりありがとうございます
目上の方を褒める時に気を付けるべき注意点
目上の方との関係をよくしようとして発言したことでも、褒め方を間違えると失礼にあたり関係を悪くしてしまう可能性もあります。目上の方を褒める時に注意するべき点は下記の通りです。
- 上から目線の褒め方をしない
- わざとらしく過剰な褒め方を避ける
- 嘘はつかない
上から目線の褒め方をしない
上から目線で褒められても、相手はよい気持ちはしませんよね。「なかなかの出来栄えですね」「よかったと思います」など評価をするような上から目線の言い方は避けるようにします。
また、他の方と比較するような言い方は控えたほうがよいでしょう。
わざとらしく過剰な褒め方を避ける
気持ちを伝えたい一心で、逆にわざとらしく聞こえてしまうケースがあります。同じ言葉を繰り返したり過剰な表現をしたりすることは、相手に “本心ではないのかな?”と思わせてしまい、距離を置かれてしまうかもしれません。
わざとらしく言わなくても気持ちを込めていれば相手に伝わりますので、言い方には十分注意をしましょう。
嘘はつかない
相手との関係をよくしたい気持ちから、見ていないものを「○○見ましたよ!とても素敵でした」と伝えたり、話を合わせるために知らないことを「知っています」と言ってしまったりすることはやめましょう。
嘘はいずればれる可能性が高いので、背伸びをしない等身大の自分で話すことが大事です。
目上の方を褒める手段を上手く使い分ける
目上の方を褒める手段は、直接伝えるだけではありません。その場で面と向かって伝えることも大事ですが、伝えるタイミングを逃したり上手く言えなかったりした時はメールを活用しましょう!
メールの場合は、直接言うよりもゆっくりと時間を使って考えられるので、心にゆとりを持って伝えられるかもしれませんよ。
まとめ
目上の方とよい関係を築くための褒め方のポイントと注意点を紹介しました。
“失礼にあたらないかな?”という気持ちがよぎり、目上の方を褒めることに苦手意識を持っている方もいるかもしれません。
しかし褒められるということは誰でも嬉しいことなので、伝え方のポイントに気を付けて積極的に伝えていきましょう!